広報誌「やさしいまち」2026年5月号インタビュー記事
札幌市社会福祉協議会のマスコットキャラクター「まもりん」は、このたびイラストレーター「はしあさこ」さんの手によって新しい表情が加わりました。
せっかくなら、その裏側もみなさんに知ってほしい—そんな思いから、今回はなんとまもりんがイラストレーターはしあさこさんに直接インタビュー!
新デザインに込められた想いや制作秘話を、まもりん目線でお届けします。

イラストレーターはしあさこ
イラストレーター・キャラクターデザイナー・漫画家。 2008年女子美術大学卒業。北海道札幌市を拠点に、「ななめ45°の世界」をテーマに、かわいいさとユーモアの境界を探る作品を制作。広告・イベント・商品デザイン・漫画など幅広く手がけ、代表作は「ジンギスカンのジンくん」「またぎのもみじちゃん」。チーズとエビとパクチーが好き。
札幌市社会福祉協議会マスコットキャラクターまもりん
札幌市社会福祉協議会のマスコットキャラクター。札幌市の花・すずらんをモチーフに、あたたかく見守る気持ちを抱いた姿が特徴。名前の「りん」は、やさしく響く鈴の音色から。やわらかく微笑む表情には、日常の中にあるささやかなやさしさを込められている。誕生日は9月3日。キャンディーが好き。
まもりん初インタビュー!
まもりん:はし先生、今日は来てくれてありがとうまも!それに今回のリデザイン(※1)、とってもかわいく仕上げてくれて本当に嬉しいまも!
はし:まもりんこんにちは。今日はよろしくね!まもりんの“やさしい”“かわいい”を大切にしながらデザインしたから喜んでくれて嬉しいよ!
まもりん:今日ははし先生に色々なことを聞いていくまも!どうぞよろしくお願いしますまも。
はし:はい。どうぞよろしくお願いします。

イラストレーターになったきっかけ教えて!
まもりん:じゃあ早速!はし先生はどうしてイラストレーターになったまも?
はし:私は小さい頃、体が弱くて、お外で遊んだりすることが苦手だったの。おうちの中で、遊んでいる事が多くて絵を書くのが好きな子どもだったんだ。そんな姿を見た、学校の先生が「学級新聞の挿絵書いてみない?」って声をかけてくれたの。そのことがとても嬉しくて、楽しい出来事だったから、イラストレーターになりたいって思ったの。
まもりん:昔から絵を書くのが大好きだったまもね!素敵なお話しまも~。
ジンギスカンのジンくんができるまで!
まもりん:はし先生の描いた「ジンギスカンのジンくん」が大好きまも!ジンくんはどうやって誕生したまも?
はし:自分の出身地のイラストを集めた展覧会があって、そこに作品を出さないかってお誘いがあったの。私は、北海道出身だからジンギスカン鍋の上で、はしにつままれそうになっている羊の姿が面白いかなって思って、それを描いたの。そうしたら、そのイラストが描かれたポストカードがとても人気で。これって面白いかも!と思ったから、グッズ化を手掛ける会社になにか形にできないか相談したところ、「面白いからやってみよう!」って言ってもらえて、気が付いたら今の状況になってるって感じかな。
まもりん:みんなが楽しんでくれたことが次につながったまもね!
はし:そうなの!それに、北海道以外では「ジンギスカンってなんのお肉?」って聞かれることが多くて、もっと北海道のことみんなに知ってもらいたいなって思ったんだ。

はし先生のお仕事への想い聞きたい!
まもりん:はし先生の原動力はみんなに知ってもらいたい気持ちなんだまもね!はし先生がイラストを描く時に気を付けていることはあるまも?
はし:まずは依頼内容を頭に叩き込むところから始まるよ。そのキャラクターの良さを最大限に引き出すために、どんなキャラクターなのかな?って徹底的に調べるんだ。
まもりん:まもりんのことも調べてくれたまも?
はし:もちろん!まもりんはすずらんの妖精でとってもやさしい子だなって思ったから、そこをみんなにもっと知ってもらいたいなって思って描いたよ!
まもりん:え~照れちゃうまも…こだわりはどんなところまも?
はし:私らしさの表現かな。イラストレーターは私以外にもたくさんいるけれど、依頼してくれた方が私を選んでくれたのは“私らしさ”に価値を感じてくれたからだと思っているの。だからこそ、いただいた依頼にはどう自分らしさを落とし込むかを常に意識しているよ。
まもりん:素敵な考えまも~。まもりんも今回はし先生のイラストで、はし先生らしい“かわいい”をたくさん表現してもらったまも!
はし:かわいいものが好きだから、常にかわいいものは目で追っちゃうんだ。8歳になる娘もいるから、流行りにも敏感になって、いい刺激になっているよ。常に新しいかわいいものを探すのが日常になっているかも。
まもりん:仲良くかわいい物探し!素敵まも!今度まもりんも混ぜてほしいまも~
札幌市社会福祉協議会は知っていた?
まもりん:ところで、はし先生は札幌市社会福祉協議会やまもりんのことを知っていたまも?
はし:実は「札幌市社会福祉協議会」も「まもりん」のことも知らなかったの。ごめんね。でも、今回このお話しをいただいた時「福祉」って言葉を身近に感じて、協力したいと思ったし、知りたいと思ったよ。
まもりん:福祉を身近に?
はし:実は、私の弟は自閉症で重度の障がいがあるんだ。たまに驚くような行動をとることもあるけれど、私にとってはそれも“特別な状況”ではなく、ずっと日常の一部。福祉の支援がそばにあることも当たり前で、生活の中に自然に存在していたものなの。だからこそ、福祉を特別視するというより、“なくてはならない、ありがたい存在”として受け止めているよ。福祉は、私にとって家族を支えてくれる当たり前の存在で、生活に寄り添ってくれる大切な仕組みなんだ。まさに「ふだんの くらしを しあわせに」だね。
まもりん:当たり前のようにそばにあって、家族を支えてくれていた存在だったまもね。
はし:そうだね。だから、まもりんをリデザインすることで、今まで福祉を知らなかった人にも知ってもらうきっかけになったら嬉しいなという思いがあるよ。
まもりん:まもりんもみんなに知ってもらえるよう頑張るまも!

まもりんのイラストについて教えて!
まもりん:今回リデザインするにあたって、最初にまもりんを見た時、どんな第一印象を持ったまも?はし:ふんわり、やさしい、かわいい子だなって。もっと、みんなに広まっててもいいのに、まだみんなに見つかってないなんて!て思ったよ。
まもりん:まもりんは、これからどんどん知ってもらえる“育ちざかり”の存在なんだまも!素敵なすずらんの花咲かせるまも~
はし:そうなんだね!まもりんのリデザインもすずらんを強調したいと思って、意識して頭のお花を大きく描いたんだよ。それに少しアクティブに見えるように色々なポーズを描いてみたよ。
まもりん:素敵まも~。推しポイントはあるまも?
はし:プリっとしたお尻が…
まもりん:お尻…!
はし:キャラクターを描く時は、まあるいフォルムでかわいいらしさを表現することが多いんだけど、今回のまもりんのイラストもお尻をまあるく表現してかわいいらしさを強調したよ。
まもりん:たしかにまあるいフォルムは赤ちゃんからお年寄りまでみんなに好きになってもらえそうまも!はし先生はかわいいを自然に引き出す天才まも!

今日はありがとうございました!
まもりん:今日はまもりんにいろんなことを教えてくれてありがとうまも!とっても楽しい時間だったまも!はし:こちらこそありがとう。私もとっても楽しかったよ!
まもりん:最後に、この記事を読んでくれた方にメッセージをお願いしますまも!
はし:福祉ってみんなが思っているよりめっちゃ身近だよ!って伝えたいな。自分だっていつ、どのタイミングで福祉の支援が必要になるか分からない。そんな時、どうしたらいいかを相談できる場所なんだよ!って知ってもらいたいな。これからも、今回のようにイラストを描くことで、福祉を知らない人に福祉を知るきっかけを届ける協力ができたら嬉しいな。
まもりん:まもりんももっとたくさんの人が「ふだんの くらしを しあわせに」になるよう福祉を広めていくまも!

まもりんから一言
初めてのインタビューでとっても緊張したまも。
でも、はし先生がとてもやさしくて、気づけばたくさんお話ししていたまも。とっても楽しい時間だったまも〜。
これをきっかけにこれからも、みんなに福祉のことをもっと知ってもらえるように頑張るまも!
はし先生、本当にありがとうございましたまも!
デザインを作り直したり、見た目を新しくすること。









