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生活支援推進員*訪問記 【澄川・石山・芸術の森地区】 2020年4月~2021年3月


 生活支援推進員が訪問した「集いの場」や「地域資源」をご紹介します。
 (担当:佐々木薫)



 

 「石山シルバーサロン」(石山地区) を訪問しました。

 2020年12月28日(月)、【石山ギャラリー】で開催中の「石山シルバーサロン」にお邪魔し
て来ました。

 実は【石山ギャラリー】は今迄石山2条7丁目の【元:
ぎょうざの宝永】の隣にあったのですが、国道230号線
と石山・穴の沢通との交差部分の区域が変更されること
に伴い、移転を余儀なくされ、利用者さんが今迄通りに
通える範囲で様々手を尽くして物件を探していた所、た
またま石山2条8丁目2-26に空いている様子の緑色のプレ
ハブがあり、そこの1階を借りられる事となったそうです。











 石山シルバーサロンは、特に高齢男性の引きこもり予防という機能を重視しており、この
コロナ禍においてもほぼ休むことなく毎週月曜の10:00~12:00に開催継続中です!
(今は感染予防対策でほんの少し時短で早めに切り上げているそうです。)

    部屋は細長く、ちょっとした流し台が設置されてまし
  た。まだ引っ越して日が浅いので、壁に飾られている絵
  画は少ないですが、以前の【石山ギャラリー】よりは狭
  い印象です。トイレがウォシュレットタイプなので寒い
  冬は大変有難いです。
   コロナ感染予防対策で全員マスク
  着用し、換気の為、一定時間おきに
 玄関の扉を開放してました。
  年末という事で、男性世話人さん手
 
作りの年越しそば(そばアレルギーの
 方はうどん)を皆さん美味しそうに食
 べておりました。




 本当はオリンピックイヤーになるはずだった2020年、子年。
 それでもサロンの利用者さんが皆さんご健康で1年を過ごされて本当に幸いでした。
 来年こそは、自由に飲食して語らえる年になって欲しいです。

 

 「サロンあすなろ」(澄川地区) を訪問しました。

 2020年10月26日(月)、あすなろ会館で開催中の「サロンあすなろ」を訪問しました。
 月1回(第4月曜)13:00~15:00の開催ですが、コロナ禍にて、新年度はずっと休止中
で、ようやくこの10月から再開されました。
 この会は2012年から”ふれあいいきいきサロン“に登録され、既に助成期間は終了しておりま
すが、澄川第一町内会さんの自主運営で継続されております。

 参加者が来てくれるのか、活動内容が限定的になって
しまう、何を行ったら良いか、等々の不安を払拭し、
消毒液のオートディスペンサーを用意したり、検温後、
氏名と体温を記帳する、マスク着用、換気するなど、
感染予防に万全を期して始められました。

 前半は自己紹介を兼ねて、休み中の過ごし方や日々の暮らしの出来事などを一人一人順番に報告
し合い、自粛期間中の過ごし方から、部屋の模様替えでの絨毯交換の際の家具の移動や、新聞の束
をマンションの上階から階下に下ろすのがゆるくなかった、などの意見が聞かれ、ボランティア活
動団体結成に向けての参考とさせて頂きました。

  休憩後の”景品当て輪投げ”では、
 お目当てのお菓子をゲットして喜ん
 だり、”ビンゴゲーム”をして、町内
 会長自ら番号を読み上げて会場を盛
 り上げていました。


 

 「森の寺子屋」(芸術の森地区) を訪問しました。

 2020年10月21日(水)、南老人福祉センターで開催中の「森の寺子屋」を訪問しました。
 原則月2回(第1・3水曜)10:00~12:00の開催ですが、今回のコロナの影響で、南老人
福祉センター自体が6/18まで休館となり、その後、3密を回避した上で開催できると判断された
ものについて一部再開となり、「森の寺子屋」も様子を見ながらの開催となりました。

 元々は「介護予防センター石山・芸術の森」が介護予防の運動サロンの自主運営化に向けて、
南老人福祉センターで期間限定の健康教室を開催した後に、参加者の有志が、軌道に乗るまでは、
と、月に1回、予防センターの指導員に協力してもらいながら、筋力トレーニングやバランス歩行
トレーニング、脳トレ体操などの健康体操を主体に活動されていましたが、それに加えて高齢者の
安否確認を兼ねての話し合いや、座ったままでも出来る介護予防ゲームなどを取入れる事により、
社協の”ふれあいいきいきサロン“の申請要件を満たし、2019年6月に新規登録となりました。


  今日は座って出来る脳トレ主体の日で、
 リーダーの方がリーダー研修で習った
 小咄や、格言、人生訓などを聴いたり、
 書いたり、読み上げたり、皆さんとても
 真面目に取り組んでおられました。

 更に、休憩を挟んで後半は、先に黒板に貼ってある7つの図形(右図)の色と形と配置を覚えたら裏返
してそのまま放置。会の終わりの方で何があったか確認するという難度の高い記憶試しをしたり、
 間違い探し(左絵)や、
 
最後の方では、『自分は何(誰)でしょう?(例えば"にんにく"の絵の描かれたカードを本人に見えないように他の参加者に見せ、参加者のヒントを基に当てる)ゲーム(右)』など、種々に趣向を凝らして、参加者が盛り上がるように工夫されてました。
 
 まさしく「森の寺子屋」という会の名前に相応しく、教養も身に付きそうな、フレイル予防の会でした。

 

 「きらくに一歩の会」(澄川地区) を訪問しました。

 2020年10月14日(水)、澄川地区センターで開催中の「きらくに一歩の会」を訪問しまし
た。
 原則月2回(第2・4水曜)13:30~15:30の開催ですが、コロナ禍にて、3~6月は休止
し、7月8日から再開してました。ソーシャルディスタンスや換気等に配慮し、澄川地区センター
1階の多目的ホールで余裕のあるスペースで伸び伸びと活動されてました。

 こちらの会は以前の南区第1地域包括支援センターが開催していた“介護予
防教室”に参加されていた方々が、そこで行われていた『ふまねっと』に惚れ
込んで、有志数名が教室終了後も集まって、活動を継続する事にしたそうです。

 その後、社協の”ふれあい・いきいき
サロン”の制度を知り、『ふまねっと』
以外にも、交流の場として、皆で日常で
気付いた事を話し合ったり、様々な介護予防の脳トレ体操やレクリエーション、
等を織り交ぜての集いの場として、
2017年に登録となりました。
  
  会の休止中の様子を伺うと、さすがは『ふまねっと』好きの
 集まりとあって、日頃から介護予防に熱心な方々ばかりで、休
 止中も電話連絡を絶やさず、各自で自主トレに励んでおり、
 “コロナうつ”や“コロナ太り”とは無縁な方々ばかりでした。




 

 「常盤自然の会」(芸術の森地区) を訪問しました。

 2020年9月28日(月)、常盤団地町内会館で月2回(第2・4月曜)10:00~12:00に開催中の
「常盤自然の会」を訪問しました。

 コロナ禍だからこそ、地域の高齢者の外出頻度が減って
しまわないように、会は休止せず、いつも通り開催し続け
ています。
 会場のホールは広く、換気も十分出来、参加者も8名前
後という事で、マスク着用、手指消毒は当然の事ながら、
飛沫防止パネルを作ったり、
感染防止対策を徹底されてい
ました。

  タップダンス教室の先生でありながら、絵本を作って出版したり、墨絵や
 陶芸など、多彩な才能を発揮されている講師がいらっしゃって、この日は、
脳トレを
兼ねての折り紙や、墨絵を教えて下さってました。





 




 
 墨絵は、下敷き、文鎮などの用具も有り、硯で磨った墨を使って描いており、学校の書道の時間
を思い出しました。自分の自由に好きな絵を描いても良いし、まったくの初心者でも先生の絵をお
手本に見ながら描けるので、安心して取り組めます。
 折り紙は、季節もので本日は柿に挑戦。実とへたと葉っぱの部分を別々に折って、合体させる、
といった結構高度な折り紙でした。先生の折り方を真似てるのに、何故か違う形になったり、と、
皆でお腹を抱えて笑っては、和気藹々と楽しんいでました。
 主催者の方は、休止は考えておらず、コロナ禍であっても続けていきたい、との思いが強く、
非常に勇気付けられました。

 

 「ふれあいサロン澄川」(澄川地区) を訪問しました。

 2020年9月2日(水)、緑ヶ丘会館で月3回(第1・2・4水曜)開催中の「ふれあいサロン澄川」を訪問しました。
 3月~5月は休止し、6月からの再開となりました。
 休止中も会の責任者の方が毎月全員に「お元気にしていらっしゃいますか?」と、電話で連絡をとっていたそうです。聞こえ難い方にはお手紙を出したそうです。
 再開にあたっては、コロナ禍以前は開催時間が9:30~12:00でしたが、今は10:00~11:40と時短とし、プログラムも、器具の使い回しのある室内レクや、トランプなどのゲームは行わず、飲食しながらの楽しいお喋りの茶話会も休止中だそうです。
 他に、マスクの着用、手指消毒を徹底し、窓は常時開けたまま、ソーシャルディスタンスを保って運動したり、脳トレ指体操をしたり、歌を歌ったり、皆の作品のぬり絵などを鑑賞したり、出来ることを皆さんで工夫して頑張ってサロン活動を再開、継続してました。

★間隔開けて、座ったままでも          ★マスクしながらでも
大声で歌いましょう♪   
 
出来るストレッチング                『毬と殿様』てんてんてんまり~♪
           『炭坑節』♬月が~出た出た~🎶                                                
                                                
                         
              





 
  ★自宅で完成させた大人のぬり絵などの作品も
   密にならないよう、壁に間隔を開けて貼って、
   一人~二人ずつゆっくり時間を置いて鑑賞で
   きるように工夫されてました。



 

 「ちゃきら会」(石山地区) にお邪魔しました!

  2020年7月14日(火)、石山振興会館で月2回開催中の「ちゃきら会」を訪問しました。
 会自体は数年前から活動されているのですが、社協の”ふれあいいきいきサロン“に登録を検討中との事で、区社協のサロン担当者と一緒に会の活動の様子を拝見させて頂きました。
 10数名の在籍者の内、万が一感染しても怖いので、と家族に止められて休まれている方も数名おりましたが、殆どの方がこのコロナ禍にも負けずに元気に汗を流しておりました。

  元々踊りを習っていた代表の
 方が、舞台で踊りを披露したの
 をきっかけに、町内の皆様が私
 も私も、と一緒に踊るようにな
 り、いつしか踊りだけでなく、
 お茶を飲みながら、お菓子などをつまんでは四方山話に
 花を咲かせるようになったそうです。

 踊りの後の茶話会の時間でサロン担当者から登録についての説明があり、順調にいけば10月から登録となる予定です。

 こんな状況で、家に閉じこもりがちになってしまって、気分も沈みがち、では、健康面での二次被害が心配です。
 感染予防対策を徹底した上で、たまには汗を流してみるのも良いと思います。



 

 「石 山 大 学」(石山地区) 開講してます!  

 2020年7月8日(水)、「石山大学」を訪問しました。
 令和2年4月に新しく石山地区で開校された高齢男性の
ための大学です。コロナの影響で休止していると勝手に
思い込んでいたのですが、通常通り開講していました。

 石山大学の理念は、男子が活動し、地域をよくし、まちを住みよくする学校です。
 65歳以上の男子がつどい、憩う場所として、経験を活かして地域に役立つ実学に徹
し、社会をよりよくするために言うべきことを発言しよう、と、男子による、男子の
ために開校されました。
                             
 場  所・・・石山ひろば(旧石山会館)の2階:
         ABホール(※屋外授業も有り)
 日  時・・・毎週水曜日(午前・午後)
 入学資格・・・65歳以上の石山地区在住の男性
 入 学 金 ・・・3,000円以上、寄付金として
 授 業 料 ・・・月2,000円(年間24,000円)
 在学期間・・・2年(1学年は基礎、2学年は専門)  

 ホール入口に手指消毒剤があり、教室形式で、机1台に1~2名、マスク着用、窓、
出入り口は常時開放しており、コロナ感染予防対策を講じていました。

 本日の講義は『石山の水道』という事で、地元の方ならではの視点での講義で、皆さん真剣に、集中して受講されてました。(因みに右の写真は水道とはまったく関係のない余談の場面です。)
  そして、お昼のチャイム
 は鳴りませんが、ちゃんとお昼になると給食が提供されて
 ました。
  男性にとっては大変有難いのではないでしょうか。


 旧石山会館を「石山ひろば」とネーミング(住民公募で決定)し、地域住民の方が、
地域の為に使えるように、と、大変努力されたそうですが、こうして様々な活動に活用
されていて、貴重な社会資源の一つとなっています。

  

お問い合わせ

札幌市南区社会福祉協議会
005-8612
札幌市南区真駒内幸町2丁目 南区役所3階
電話:011-582-2415
FAX:011-582-7370

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