人情味あるまちの実現へ
愛称『ふれあいセンター福住』
福住地区は、羊ヶ丘のすそ野に広がり、月寒側とウラウチナイ川にはさまれ、福住中央通りの花ランドシンボルロードなど、「福が住むまち」として市民に親しまれています。推進センターの愛称は「ふれあいセンター福住」と命名されました。
当地区も高齢者の比率がますます上昇しており、21世紀の少子高齢時代の到来に対応した、住民同士のふれあいや地域福祉のネットワーク化が重要な課題となっています。
(平成29年4月1日現在)
開設年月日 | 平成9年9月24日 |
---|---|
人口 | 16,288人 |
世帯数 | 7,808世帯 |
高齢化率 | 26.2% |
町内会数 | 21町内会 |
小中高校数 |
学習・研修活動
年4回以上の研修
福住地区では、単位町内会を1つの区域として、この事業に取り組んでいます。
町内会によっては、一人暮らし高齢者(70歳以上)・高齢者夫婦世帯がいらっしゃらないため、福祉推進員が選出されていないところもあります。
見守り対象者がいない地区であっても、急速な高齢化を考えると、早めの福祉推進員の養成が必要であり、年4回の研修会を実施しています。
支援を必要とする人々と共に助け合っていく地域社会づくりの重要性を考えると、福祉推進員には、昔の「向こう三軒両隣」スタイルで気軽に声をかけることのできる、身近な一人の「ご近所さん」のような存在として活躍していただきたいと思っています。
平成10年度事業計画書
福住地区福祉のまち推進センター
月 | 事業名 | 内容説明 |
---|---|---|
4月~3月 | 安否確認、ふれあい訪問 | 月1~4回一人暮らし高齢者(70歳以上)に福祉推進員が安否確認、ふれあい訪問 |
4月14日 | 福住地区福祉のまち推進センター運営委員会定期総会 | 平成9年度事業・収支決算報告・監査報告 平成10年度事業計画・収支予算審議 |
5月22日 | 第1回福祉推進員研修会 | 「こころの健康」講師:区地域保健課に依頼 |
5月28日 | 福祉推進員の推薦依頼 | 町内会長会議時、福祉推進員未設置町内へ推薦依頼 |
6月末日 | 「ふれあい福住」の発刊 | 第2号を500部印刷し、福住地区班回覧 |
9月 | 第2回福祉推進員研修会 | 区社協を通じ講師派遣依頼 |
9月 | 「ふれあい福住」の発刊 | 第3号を500部印刷し、福住地区班回覧 |
11月 | 第3回福祉推進員研修会 | 区保健福祉部に講師依頼、食事会の調整 |
11月 | 一人暮らし高齢者の食事会 | 健康センターに案内し温泉に入り食事会 |
12月~3月 | ボランティア除雪支援 | 一人暮らし高齢者の除雪支援 |
12月 | 「ふれあい福住」の発刊 | 第4号を500部印刷し、福住地区班回覧 |
2月 | 第4回福祉推進員研修会 | 区社協を通じ講師派遣依頼、食事会の調整 |
2月 | 一人暮らし高齢者の食事会 | 一人暮らし高齢者に弁当・鉢花を添えて訪問 |
3月 | 「ふれあい福住」の発刊 | 第5号を500部印刷し、福住地区班回覧 |
学んだことは地域のみんなに
福住地区では、年4回の福祉推進員研修会のほか、さまざまな学習会に役員や推進員が参加しています。
夏に保健センターで開かれた「介護保険等福祉制度の学習会」を受講した際も、そこで得た情報は推進員のみならず、広報『ふれあい福住』を通じて住民へ提供しています。
これを読めば、地域のみなさんも自宅にいながら勉強ができますよね。
推進員が理解しなくては
平成12年4月1日から介護保険制度が実施されました。自分たちの地域にどのようなサービスがあり、どうやったら利用できるのか、内容はどんなものなのか、福祉推進員としてよく理解し、見守りや励ましがスムーズにいくよう、どんな役割を地域が担うのか学んでいます。