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平成29年度 福まちフォーラム(ご報告)

平成29年度 福まち発!地域福祉市民活動フォーラム

~今後の地区福祉のまち推進センターの役割を考える~

 平成29年9月13日(水)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)を会場にフォーラムを開催し、福まち関係者や民生委員・児童委員、福祉に関心のある市民の皆様など935名にご参加いただきました。ありがとうございました。

基調講演

「地域共生社会の実現に向けて ー『公助』『共助』『自助』のあり方を考えるー」  
 講師 北翔大学 生涯スポーツ学部 教授 林  恭裕 様
  
  つながりを失って孤立している人々が地域社会で増加している中で、もう一度、地域のつながりを回復し、孤立死がない地域にしていくために「私たちは一体、何をなすべきか」という観点から、ご見識の深い林先生より、ご自身の現場でのご経験も織り交ぜ、地域での生活を重視の「共に生きる」地域社会を築いていくための講話を行っていただきました。
〈講演会要旨〉
東日本大震災が起きてからちょうど6年がたちますが、これが日本の社会のあり方を考えるターニングポイントになっています。
高度経済成長の中で非常に急いで走ってきた私たちが、大きな自然の力を前にして無力であることを感じました。障がいのある方の死亡率から見ても、私たちの社会が社会的弱者といわれている人に本当にやさしかったかが問われています。人は助け合わなければ生きていけないということを教えてくれた出来事だったと思います。                             
国でも「我が事・丸ごと」地域共生社会というスローガンを掲げていることからも、つながりを前提とした施策・制度を考える必要があります。そうしたことからも地域で生きる意味をみんなで考えていく必要があります。     
地域で暮らす上では、3つの「助」が必要です。「自助」「共助」「公助」の3つの上手なやり繰りが求められます。自助が基本で共助、公助の順番とはなりますが、自助、共助を強調するだけではダメです。また公助にも限界があります。はじめから公助ありきではなく、私達は、地域の中での人と人とのつながりをどうやって豊かにしていくか、つまり共助をどのように膨らませていくかが、今の日本の社会で問われています。共助の中で進めていく取り組みを進めていく中で、本当に必要なものを公助として、どのように制度化していくかを検討する必要もあるかと思います。
自治という言葉がありますが、誰から言われたからということではなく、自分達の地域をどうするかを考えていく必要があります。
地域の役割は何か、地域の中には暮らしにくいという生活課題を抱えている人もいれば、そうでない人もいます。担い手と受け手が入れ替わる関係もあります。生活観も価値観も違う一人一人の多様性を認めた上で、どうやって折り合いをつけ、つながり合うかを考えていくことが大切です。
そうした意味でも地区福祉のまち推進センターの活動に期待します。
地区福祉のまち推進センターの活動が20年以上続く中で、着実に成果を上げてきています。福まちというのは、人のつながりをつくる機会や場を提供する役割があります。「地域がつながる場」「みんなで考え行動する場」「誰もが参加する場」としての地区福まちの認知を地域の中で広げることが大切です。
これからの日本の社会は、地域で考え、決めて、進めていくという、地域自治のようなことを本当に真剣に考えていかなければならないと思います。

シンポジウム

「今後の地区福祉のまち推進センターの役割を考える」
~地区福まち活動の基盤強化と担い手の拡充を目指して~
 ◆発表者
  北区大平百合が原地区福祉のまち推進センター 事務局長 鈴木 誠 様
  豊平区西岡地区福祉のまち推進センター 副センター長 大友 壽子 様
 ◆コーディネーター
  北翔大学 生涯スポーツ学部 教授 林 恭 裕 様 
     
  シンポジストのお二方からは、それぞれの福まち活動の実践例を報告いただきました。2地区とも地域の社会資源と結びつきながら、地区内で解決できる困りごとには、住民の支え合いで対応してく、活動がしやすくできる環境を整えていくといった、地区福まちとしての「コーディネート機能」を発揮していることがうかがえました。コーディネーターの林様にも、住民主体の地域福祉活動のモデルになっていく感じがすると、高く評価をいただきました。

 pdf 太平百合が原地区福祉のまち推進センター資料はこちらからどうぞ (4.2MB)
 pdf 西岡福祉のまち推進センター資料はこちらからどうぞ (3.2MB)

【アンケート結果より】
参加された方にアンケートを実施し、539名の方より回答をいただきました。
ご協力ありがとうございました。



 
 

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