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学生レポーター通信【H29:森田 千琴のレポート】

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心に残った11冊(その1)

2018年1月26日

レポーター:H29:森田 千琴

心に残った11冊(その1)

こんにちは!(^^)!
学生レポーターの森田です。

今回は、私がこれまで読んだ中で、特に心に残った11冊の本について書いていきたいと思います!

本当は「10冊」と、区切りを良くする予定だったのですが、どうしても絞り切れませんでした(笑)
一気に11冊分書くと、とんでもなく長くなりそうなので、記事を2回に分けます。

今回はその1回目です!それではスタート☆

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①齋藤孝『ガツンと一発シリーズ第一巻 勉強なんてカンタンだ!』

…小学校低学年の時に何度読み返したか分からない、ガツンと一発シリーズの第一巻。
…シリーズ全巻を通して、齋藤孝先生が優しくアツい言葉で喝破してくれます。痛快!そして深い。
…特にこの第一巻では、具体的な勉強の仕方だけではなく、
一度は誰もが考えるであろう「なぜ勉強をするのか?」への答えが書かれています。
…読みやすくて、まさにガツンと心に響く、全ての小学生にオススメしたいシリーズです!

②村山由佳『約束』

…小学6年生の時、当時の親友が誕生日にプレゼントしてくれた本です。
…物語の主人公は、小学生の仲良し4人組の男の子たち。
ある日、その中の1人が病気で倒れてしまい、残った3人はその子を助けようとタイムマシン作りに打ち込みます。
「みんなが元気だった頃に戻るんだ」という約束の下で。
…誓った当時はとても強い気持ちだったのに、時が過ぎて、日々に流されているうちに見失ってしまった。
…忘れかけていた気持ちを思い出させてくれる一冊です。

③名木田恵子『天使のはしご』

…小学生の頃、夢中になって読んだシリーズの第1巻です。
…主人公は、心に深い傷を負い、声を失なってしまった少女。そんな彼女が、キックボクシングジムに通う少年と出会ったところから物語は始まります。
…「愛と許し」をテーマに、少女の心の救済と、人の温かさ、残酷さをリアルに描いた感動作です。
…この作品は重すぎて深すぎて、心にゴリゴリと刻まれました(笑)

④五木寛之『生きるヒント』

…様々な悩みを抱えていた中学生の時、タイトルに惹かれて買った一冊。
読み始めたら面白くて、シリーズ全5冊集めてしまいました。
…「許す」「悩む」「尽す」など、章ごとに五木さんが見たことや聞いたこと、考えたことが穏やかな語り口で綴られています。
…どのお話にもささやかな発見があって、しみじみと考えさせられる、心のお掃除をしてくれる本です。

⑤文月悠光『適切な世界の適切ならざる私』

…中学2年生の時に書店で見つけて、詩が大好きになるきっかけとなった一冊。札幌出身で私とも年が近い詩人さんです。
…特に好きな作品は、「おとこ」「私は、なる」「私は“すべて”を覚えている」です。
…日常的な言葉なのに、紡ぎ方によってここまで摩訶不思議かつ納得もできてしまう、
鮮やかなイメージが作り出されるのかと驚きました。とにかく読んでほしい!(笑)

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まずは5冊です!

この記事を書くにあたって再度読み返してみたのですが、
やはり過去の自分が良いと思ったものは、今読んでも良いものですね。

また、小学生の頃に読んだ本が、
何年経っても今の自分の考え方に組み込まれて生きているのだなという発見もあって驚きました。

それではまた次回!(*^^*)

市社協の担当さんからのコメント

おすすめ本の紹介ありがとうございます。
紹介文も気持ちがこもっていて森田さんが本当に大切にしているのだなと感じられました。
「残りの6冊」もとても楽しみです!
残念ながらどの本も情報センターには置いていないのですが、同じ著者の本は何冊かありますので、関連書籍もぜひ読んでみて下さい。

それにしても、小学生のころから「なぜ勉強するのか」や「愛と許し」がテーマの本などを愛読されていたというのはすごいですね。どうすればドッジボールがうまくなれるかくらいしか真剣な悩みがなかった私とは月とスッポンです。。

H29:森田 千琴のレポート

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