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学生レポーター通信【H29:松本 広太郎のレポート】

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偏見や先入観。

2017年10月19日

レポーター:H29:松本 広太郎

偏見や先入観。

画像はロシア サンクトペテルブルグ 夏のネヴァ川での1枚です。

こんにちは 松本です。
私は微々たるものですが、海外経験があります。
訪れた先々でまれに、「どこから来た? 日本? じゃあSAMURAI(さむらい)、NINJA(にんじゃ)だな!」というみなさんが聞いて飽き飽きするようなテンプレート会話があったりします。
日本でも同様に、「○○国?じゃあ△△△だね。」なんてことがあったりします

いくつか他にも具体例を挙げてみましょう。
ロシア連邦という国は、お酒をよく飲む文化がある、ウォッカなどなどのイメージや情報があります。ですが実際は、夜10時以降にお店でアルコールは買えない、外での飲酒はだめ、一般的にお酒というものは祝い事の時に仲間や親族といっしょに飲むものなどという考え方があるのです。なので逆に、「日本のお父さんたちは晩酌が好きな人もいる。」と伝えると、「その人たちはアルコールに依存してるんですか?」なんて驚かれたりします。

中東での紛争やテロ事件が発生したなどという情報が流れることで、それ以前は穏やかに暮らせていた人たちが、それによって生み出された先入観や偏見によって、差別に苦しんでいたりという現状があったりもします。

また、日本についてのある記事を読んで、僕は衝撃を受けました。
日本人があるスポーツ競技において、活躍した。というものでした。
しかし、それを消極的にとらえる人たちもいたようです。理由は、そのスポーツ選手が混血であったことです。「同じ日本人として喜べない。」、「本当に日本人なのか?」などの意見も見られました。

数え上げるときりがないですが、世界には、2017年現在においても、先入観や偏見が垣間見えるシーンが起こっています。
日常的には、あまり私たちには関係のない話だと思うかもしれませんが、実は身近で、私たちがほぼ無意識に発するなにげない一言が他の人にとって良くも悪くも何かしらの影響を与えているかもしれません。

市社協の担当さんからのコメント

ロシアのサンクトペテルブルグのネヴァ川ですか・・・。すごく大きいですね。。(貧弱なコメントで申し訳ありません)

怒られるかもしれませんが、私もロシアと聞いて想像するものはウォッカとボルシチとツンドラです。これは先入観というよりもそれしか知らないのですが、当事者の方にしてみれば不愉快に感じたりすることもあるのかもしれません。

先入観をなくすことは難しいのかもしれませんが、自分では気づいていないところで必ず先入観や偏見は生まれるもので、しかもそのイメージは違っていることも少なくないのだということを一人ひとりが常に自覚することが大切なのだと思います。

H29:松本 広太郎のレポート

2017年10月19日

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