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学生レポーター通信【H28:鈴木 理花子のレポート】

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視点をぐるっと

2016年10月20日

レポーター:H28:鈴木 理花子

こんにちは。お久しぶりです。
本当に寒くなってきましたね。
私もようやく学校が落ち着いたので書き始めることができました。

先日、デイサービスセンターに行く機会がありました。
普段、大学の中で過ごしている私にとって、本当に久しぶりに人生の先輩方と話す機会でした。

以前、レポートに小さな一歩が踏み出せないと記したことがあります。困っていそうだから声をかけてみようかなあ、あのおばあさんに席を譲りたいなあ、そうやってずっと一歩踏み出せずにいました。
けれども、私がデイサービスセンターで5日間過ごし感じたことは、そんなこと思う前に声をかけていいということです。

今回お世話になった施設では、多くの方が一つ話しかけたら三つで返してくださる方々ばかりでした。私にとって勉強になる話ばかりでしたしとても有意義でした。そんな方々が、親切で声をかけることを嫌がるとは思えませんしましてや迷惑だと思わないと思います。

いつも私は自分目線で考えていて、相手が迷惑がっていたらどうしようとばかり思っていましたが、実際にかかわる機会を通して視点がぐるっと変わり、相手に対する見えない壁を今まで単に自分が作っていただけだと思いました。

別に困っているときだけじゃなくても同じ人間なのだからもっとオープンになっていいはずです。

もしかしたら多くの人がそんなこと知っているよと思われるかもしれませんが、私のような少し積極的になれない人のために今回は書いてみました。
皆さんもぜひ視点を変えて見えない壁を取り払ってみてください。

市社協の担当さんからのコメント

前回の韓国に続き、今回のデイサービスセンターの経験で鈴木さんの中の見えない壁が少しずつなくなってきているようですね。
きっと今の私たちは想像力が過剰すぎるのかもしれませんね。
困っていそうな人を見かけても、自分が声をかけることから始まって、断られたらどうしよう、周りの人から変な目で見られたらどうしよう、相手に迷惑がられるかもしれない、もしかしたら困ってないのかもしれない、などなど、そして最後には想像の中の良くない結果に打ちのめされてさえしまいます。

目の前の誰かが声をかけられて迷惑だと思うのか、それとも嬉しいと思うのか。
答えは「その人に聞いてみなきゃわからない」です。

鈴木さんが困っていそうな人に声をかけるという行動は、もし失敗したとしても、視点をぐるっと変えてみると、その行動を見ている他の誰かや鈴木さん自身をちょっとだけポジティブな方に変えているかもしれませんよ。

H28:鈴木 理花子のレポート

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