啓明中学校で『福祉』の授業

 啓明中学校では,2年生が総合学習の一環で『福祉』について学びました。

 1月には,日本赤十字社スタッフから「高齢者」の介助について実技指導を受けました。

 2月は,「障がい」について車いすを利用されている方から直接お話しを聞きました。

 授業の様子 講師の牧野さん 
 
 2月に行われた授業の講師・牧野さんは5年前に進行性の難病になり,4年前に車いすを利用する生活になりました。
 (以下は,牧野さんが生徒さんに語った概要)
 発病時に,将来的には動けなくなると医者から聞かされショックを受けた。その後,病気と障がいを受け入れ,今では前向きに暮らしている。
 車いすを利用する生活になり,心の視野が広がった。周りの“やさしさ”に気づく,そして感謝。
 パン屋ではトレーを持ちながら車いすを操作するのは難しい。他のお客さんもパンを選ぶのに夢中で突然振り返ると,後ろに居る車いすの自分にぶつかってしまう。申し訳ないなぁという気持ち。
 スーパーで買い物する際,高い所の商品に手が届かない。近くに店員さんがいない時は,声の掛けやすそうな人に“すみません,ちょっとお願いします”と頼み事ができるようになった。
 また,街なかでは数センチの段差や道路の縁石が大きな壁となり,進めない事も。そんな時に“何かお手伝いしますか”と話しかけてもらえたらとっても助かります。
 
 牧野さんのお話に大きくうなずく生徒さん。みなさん真剣に聞いていました。
 だれにでもできる小さなお手伝いがある事を学びました。

【社会福祉協議会がお手伝いした事】
 学校(担当教諭)から,総合学習で障がいについて講話してもらえないかと本会に相談がありました。
 授業を迎えるまでの社会福祉協議会職員がお手伝いした事を記します。
 ●授業の内容や運営について助言
   (障がい者から直接お話してもらうほうが効果は大きいと提案)
  ●講師選びと調整
 ●学校と講師の事前打合わせ
 ●当日授業参加 

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