開設年月日 | 平成10年4月1日 |
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人口 | 32,535人 |
世帯数 | 13,434世帯 |
高齢化率 | 17.7% |
町内会数 | 26町内会 |
小中高校数 | 5校 |
(平成26年4月1日現在)
地区の概要
平均年齢36.5歳!札幌一若くて元気な街
里塚・美しが丘地区は、札幌の中心から三里であることを示す印(塚)があったことから「三里塚」と呼ばれていた地域で、畑作や稲作のほかに果樹栽培や木炭づくりも行われていた自然豊かな田園地帯でした。
昭和30年代後半以降、豊平町と札幌市との合併や里塚霊園の造成を機に人口が増え始め、特に昭和50年ころからの大規模な宅地開発により飛躍的に人口が増え、今日まで計画的で美しいまちづくりが行われてきました。
この地区の自慢は、平均年齢が36.5歳、世帯人員も2.9人と何れも市内一の若さと家庭人数の多さを誇り、「若々しく成長過程にある街」という点にあります。
若い街ですが徐々に高齢化が進んでいるのも事実ですので、子どもからお年寄りまでの幅広い対応が必要になってきています。
地区福まち概要
無理なく息の永い活動を
各町内会から推薦された福祉推進員が民生児童委員や町内会などを地域の方たちと協力して、特に一人暮らしのお年寄りの見守り活動を行ったり、福祉サービスを行うなどの活動をしています。これらの活動を行うにあたっては、「日常生活の中で地域ができる範囲で息の永い活動」を続けていくことを基本にしています。
これまでは、一人暮らしのお年寄りやお年寄りだけの家庭を中心とした見守り活動をしてきましたが、福祉のまちの活動も着実に地域に根ざしてきました。
これからは、お年寄りだけでなく、「子どもたちや障害をもった方たち」の見守り活動も大事な課題となってきていますので、できる範囲から取り組んでいきます。
日常生活支援活動
地域の皆さんによる心の支え合い!
「一人暮らしのお年寄りの見守り」は大切な活動の一つです。
福祉推進員など関係者はもちろん、隣近所の方たちの日頃からの気遣いが欠かせません。近くのお年寄りには、「道端で会ったら一声かけていただいたり、夜は電気が点いているか?朝は電気が消えているか?新聞は溜まっていないか?」といったことに気をつけて、「どうも、いつもと違って様子がおかしい」と思ったときは福祉推進員や町内会役員等に連絡するなどのご協力をお願いします。
友愛訪問(一人暮らしお弁当サービス)
毎年11月と3月に手作りのお弁当を福祉推進員が一人暮らしのお年寄りの家庭を訪問して配布しています。
これは日常の見守り訪問の一環として行っているもので、町連女性部員が心をこめて作ったお弁当はお年寄りに大変喜ばれています。
- おはぎ弁当
ふれあい交流活動
「一人暮らし交流会」「一人暮らし日帰り温泉交流会」参加者増で嬉しい悲鳴!
お年寄りに限らず、日頃の暮らしのこと、趣味など関心のあること、ときには悩み事などを気軽に話したり、打ち明けたりできる親しい友達がいれば、人生も楽しくなるものです。
お年寄り同士が、手作りの昼食を取りながら楽しいゲームや昔懐かしい唱歌を合唱したりして交流を深めてもらう「一人暮らし交流会」と、温かい温泉にゆったりつかりながらひとときを過ごしてもらう「一人暮らし日帰り温泉交流会」を開催しています。どちらもお年寄りに好評で、年々参加者が増えて嬉しい悲鳴をあげています。
参加された皆さんに喜んでいただくことで、福まち関係者の励みになっています。
- 食事の様子
(一人暮らし交流会)
- 女性部員が食事作り
(一人暮らし交流会)
- 血圧測定
(一人暮らし交流会)
- バスの車中
(一人暮らし日帰り温泉交流会)
- 食事中
(一人暮らし日帰り温泉交流会)
広報・啓発活動
情報化時代に対応した行事PRも検討
日頃の見守り訪問のほか、「お弁当サービス」や「交流会」などの行事の際に、案内チラシなどで「福祉のまち推進センター」の活動内容を紹介していますが、お年寄りだけでなく一般の方たちにも広く知ってもらうことも大切なことです。
現代はIT(情報技術)の時代ですので、ホームページなどで広く地域の皆さんに知ってもらうことも考えていきます。
調査・点検活動
福祉のまち推進活動は実態把握から
各福祉推進員は日頃の見守り活動の中でお年寄り家庭の実態を把握していますが、行事開催の都度にも、あらためて確認してもらっています。
学習・研修活動
情報交換で連携を密に
年2回、福祉推進員が一堂に会して研修会を開催し、講演を聴いたり、各々の活動について情報交換をしています。
このほかに市・区社会福祉協議会など関係団体主催の研修会にも参加しながら活動の充実に資することにしています。